2008-01-01から1年間の記事一覧

日本で買えるETF、ETN

このところ日本でのコモディティー投信の手数料が高いだとか、原油インデックス連動のETN、「OIL」がいいだとか(でもこれ、この数日下がってます。しかし、あくまでも長期的に、だからね。ゼロになることはないし、将来は間違いなく上がる、からね・・・)…

ガソリン:安いから買いだめするわけにはいかないけど・・・

この夏、一時はガロンあたり4ドル半まで上がっていたガソリン代が、最近はウソのように、場所によっては1ドル60まで下がっているところまである。たった数ヶ月で、3分の一だよ。なぜ?なぜ?石油資源に限りがあるというのはもちろん本当だけど、需給の関係で…

コモディティー・バブルの破綻:インデックス型投信の手数料

先週のニッケルの記事の後、では具体的にニッケルの価格インデックスに投資できるETFなどを調べようと思っていたら友人(元在米・今は東京在住)から、日本でも買えるダイワRICI連動コモディティー・インデックスファンドはどうかな、と知らせが来ました。RI…

コモディティー・バブルの破綻:ニッケル(Nickel)

米国発金融恐慌から広がって、世界的な不況が長引くことが懸念される今日この頃ですが、今年前半のまさにバブル的な値上がりを経験したコモディティーの価格も、ぎょっとするほど下がっていますね。特に、工業生産物の需要が頭打ちになると、打撃を受けると…

次世代エネルギーの必須材料の一つは、リチウム?

石油に代わる代替エネルギー、クリーン・エネルギー、環境ビジネスについては、投資の面からもまじめに勉強しようと日ごろ考えつつ、時間がなくてまだ本格的に始めていないけれど、最近来たForbesの(11月24日号)特集"Energy & Genius" の一番最初、「石油…

自動車業界の勝ち組は?

ジョークビデオばかりでなく、まじめに投資も考えなくちゃ。市場はまだまだ混乱状態ですが、さすがに9,10月に余りにも米国株は下がったので、そろそろ本当のお買い得株が見つけやすくなったな、という気がします。自動車業界はどうでしょうか。今日のWall St…

大統領選: 私の一票のせいでオバマが負けたって・・・

いよいよ明日にせまった大統領選。残念ながら、Chako Andoが一票を投じなかったことでオバマが負けました… というビデオが送られてきました。こちらです… http://www.cnnbcvideo.com/index.html?nid=3EGdkhYqt_D29k0.GpdMYzkyMDc0NDg-&referred_by=13715451-…

大統領選: パイを増やすか仲良く分けるか

政治のことは詳しくないので書くつもりはなかったのだけどあと3日と迫って、こう毎日この話題ばかりだとつい・・・ といっても経済に関係ある話ですが、先日(先月号かな?)のMoneyという雑誌に、「今回の大統領選は経済的には極簡単に言うと、限られたパイ…

金融英語会話: ボブの連絡先です

きのうの日記で書いた、金融英語会話についての友人ボブのメールはこちら:bobgschneider@gmail.com いいやつなので、まあ雑談だけでも連絡もらえれば喜ぶと思います。ではでは…

質問 - 金融英語会話のニーズ?

ちょっとご無沙汰してしまいました。で、しょっぱなから申し訳ないんだけど相談、というかブレインストーミングのお願いです。友人で時々仕事を一緒にするボブから相談を持ちかけられたのだけど、日本のビジネスマン(社会人)相手に、ビジネスや金融に特化…

「タラレバ」と「シュダ・クダ・ウダ」

何のことか分からん題ですみません。大変な状態が続いている米国の株式市場に、関係あるといえばある… 9月20日のエントリーで書いた、Ultrashort Financials Proshares(SKF)というETFのことです。このETFは「米国の金融株の、2倍の反対の動きをする」用に…

「不都合な真実」、人口増加問題

しばらく米国市場のドタバタにまぎれて、極めて短期的な話題しか書いていなかった、というか考えていなかったけど、先週から元上司でメンターのHさんと、「地球の将来の心配」という、これまた長期的な(でも、どうも意外と身近に迫っているとも思える)議論…

米国金融株のショートETF、一度は下がるかも

もしも、私の先週末のエントリー、「米国金融株はまた下がる・・・」を読んでくださって金融株のショートETF、Ultrashort Financials Proshares(SKF)を購入した方がいたら・・・ 今のところ予想通り、月曜朝の97ドルから、今日(水曜)の引けでは105.81ド…

しまった、1日遅かった。バフェット氏のConstellation Energyディール

私は基本的にはデイトレードは性に合わないからしないのだけれど、時には(そう、ほんとにたまーには)、「いけそうだぞ」と思ったら取引しないといけないこともあるのですね。これを実感したのは、先週金曜に発表された、Warren Buffett氏の、Constellation…

テキサス・レシオ - 米国のアブナイ銀行を見つける一つの指針

米国市場はいよいよ、「金融危機、第2幕」なんて感じになってきました。さて、銀行の健全性(というか、不健全性)を表す指標としてTexas Ratioというのを初めて聞いたのは今年の4月ですが、7月半ばに銀行株の暴落時にABCニュースが取り上げて一躍、有名にな…

米国金融株はまた下がると思いますけど・・・

いやあ、手に汗を握る1週間がおわって、米国市場はほとんど、値段だけから行くと表面上は「元の器」の近くに納まりました。でも、金融・信用市場は政府の介入、救済措置でこのまま回復するのだろうか。昨日聞きにいったMarc Faber氏のスピーチでも、この金融…

Marc Faber のスピーチに行ってきました

今日は昼間にサンフランシスコのCFA Societyで昼食会・セミナーがあり、スピーカーはGloom、Boom、Doomのニュースレターを主催し世界の大きな景気・投資テーマのトレンドを予測することで知られるMarc Faber氏のスピーチに行ってきました。その直前に、通り…

米国の重厚長大輸出産業、好景気(ウォール・ストリート・ジャーナルより)

同時多発テロ事件から7周年の今日、米国の市場はリーマンの危機、原油価格の下落と、プラス・マイナスが入り混じって上下動の激しい1日でした。そんな中で割とマイナーな記事が目に付きました。米国の地方の小さな町(人口4万ー7万人程度)がここ1年ほど、ド…

こんな景気局面で、資金はどのセクターにおいておこう・・・

またまた、東京の友人Kさんから相談のメールが。Fidelityに口座を移して、ファンド投資をしようと思っているけど、ヘルスケアファンドがFidelityでは良いのでこれにしようかな?と思っていますが、アメリカに資金を置いておくのは、今後3〜5年間あがり基調に…

世界レベルのクラッシュが来るぞ?(MSN Moneyより)

今朝も朝一で、仕事に行ったオットからメールのリンクが来た。MSN Moneyからのリンクで、題は"Warning: Worldwide wipeout ahead"(「世界レベルでの株価クラッシュが来るぞ!」)。(オットは私と反対の心配性で、特に毎週日曜の晩から週明けにかけて色々な…

CFA子連れ合格奮闘記 - (不合格編)

CFA

始めにお断り...今日のエントリーはCFA(米国証券アナリスト試験)に興味のない方にはごめんなさい。さて、先週火曜の3次試験合格通知から5日間、去年不合格、今年合格、の経験を書きとめておいてどなたかの参考になればと。で、恥ずかしながら最初は去年…

プリウスをもっとうるさくするベンチャー!

突然ですが、環境ビジネスのカテゴリーを付け加えました。去年あたりから、いままでウェブ・ビジネスなどを立ち上げていた目先の聞く友人やベンチャーキャピタリストが次々にエコビジネス関連に参入するのをみて、なんかもやもやっと、「もっとこのあたり、…

CFA合格!デモ、子育てアタマは試験に向かない?

CFA

今朝、CFA Instituteのホームページで6月初旬に受けた3次試験の結果が発表され、合格!これで3つの試験をすべてパスし、職歴はもう満たしているので、この秋ごろには念願のCFAのタイトルがもらえる。しかししかし、思えば長い道のりだった。CFA(米国の証…

LinkedInはエライ!

SNSのブログを読んだ友人から、ちょっとうれしいお知らせがありました。昔の親友で、音信不通になっていたエジプト人の人をブログのLinkedInを見て名前をサーチしてみたら出てきた!今は、英国の製薬会社の中東担当VPをしているとか。「なんと、すばらしい!…

SNSは私も実は苦手!

米国で今ホットなのは1がiPhone、次にFacebookなのだそうですが、実は・・・Facebookがとっても苦手なのだ。今週、日本にいる高校時代からの友人に「どっか日本のSNSに入りたいから招待して!」とお願いしたらSNSって苦手で実はまだ入っていない、というお返事…

duck out - (こっそり逃げる) - 日常英語はムズカシイ!

これは全く金融英語じゃないのだけど、よく仕事を一緒にする相棒のボブからきたメールの中に、”I don't want to duck out on this...”とあり、はて、見慣れない言い回しだなと思ったのでさっそく検索(ボブはプロのライターなので他の、エンジニア系の友人な…

今度は世界のおカネが日本へ?

またまた、友人から来たメールにこんなのが書いてありました:「前職の会社のChinese Americanの友人は、アメリカの株が上がらないので、一部を日本に移行し、アパート一棟を買ってしまうようです。」読んだとたん「ふむ」と思ったのは、ごく最近、大前研一…

オンライン取引考

いまさらになってオンライン取引が「金融イノベーション」でもないだろうが...と、お叱りを受けるかもしれませんが...ケープコッドでの休暇中に日本の友人から私の投資ブログに関連したメールが入っていて、その中に、「営業マン(ウーマンかもしれませんが…

ショートって本当にリスクが高いの?

証券・投資業界に何年もいた人間としては恥ずかしい話なのですが、先月までショート(空売り)をしたことがまったくありませんでした。ショートが何かはもちろん理論的には知っているけど、なんだか「自分が持っていないものを借りてきて売る」という説明にし…

投資家の「スター誕生」?

ForbesにThe Oracle of Manitoba(マニトバの賢人)という記事が、カナダのマニトバに住む、ほとんど無名の投資家だがこの8年間、年率36.4%のリターンを達成し、Lipper社統計の1,555ある信託ファンドのすべてを成績をあげたRandolph McDuff氏をとりあげてい…