「不都合な真実」、人口増加問題

しばらく米国市場のドタバタにまぎれて、極めて短期的な話題しか書いていなかった、というか考えていなかったけど、先週から元上司でメンターのHさんと、「地球の将来の心配」という、これまた長期的な(でも、どうも意外と身近に迫っているとも思える)議論をして色々と考えさせられました。

まず第一は「人口増加」問題。「少子化対策」で頭を痛めている日本とはかけ離れた話ですが、世界レベルで見ると「人口爆発」がもう、目前に迫っているというもの。

安藤さんは、添付の図から何を考えますか?
これは、例のゴアの「不都合の真実」に出ていた図です


上の人口増加図をみるとビックリしますが、でも良く考えるとまあ今までは、地球全体で見てほとんどが過疎地の状態からまあまあ都会化して人が集団で住むようになったので、そんなに心配するほどじゃないかもしれない。でも、

添付資料によれば、2050年に95億人のようです私が生まれた時25億人私が受験勉強していた中学生のころ30億とおぼえました
今65億です 
そしてあと40年で95億人
要するに この100年で25億が100億人になるわけです

論拠は知りませんが 一説に地球が 養うことのできる人口は100
億人が限度といいます

だそうです。ただ、この「根拠」も、今の米国人の一人あたりのエネルギー・資源消費量と途上国では何十倍も違うので、どこの生活水準を基準にして100億人なのかはわかりませんが。ただ、このままのスピードで人口が増加し、しかもその人口がすべて今の先進国並の消費を目指せば今世紀の終わりどころか、もっと早くに「地球が養える人口・消費のレベル」に到達するのではないか、という心配は感覚的に納得できる気がします。どうでしょうか。