高解像度レーダーのベンチャー企業リスト

Chakoando2018-05-17

自動運転用のハード・ソフトを開発するベンチャー企業は次から次へと出てきていますが、今回、日頃比較的目立たないが新型の「高解像度レーダー」ベンチャーを開設する記事の要約と、企業リストをまとめる機会がありました。

要約

自動運転用のセンサーとして、最近はライダー(LiDARセンサー)が知られており、レーダー(Radar)は既存の物では不足、とされている。特に、車両にごく近い物体の識別能力が十分でなく、例えば道路に捨てられたソーダ缶などを避けるべき物体と識別して急ブレーキをかける危険性、また、高速運転に十分な速さでの情報処理能力も劣っているとされている。

しかし一方、自動運転技術の将来にとって、Radar技術の併用を取り込むことは重要である。車体の周辺に対しての他のセンサーの裏付け、また、カメラやライダーが雨に覆われたりする悪天候にも対応できる。

そこで、新世代のベンチャー企業が、天候に惑わされない高解像度レーダー、また、潜在的危険性を通知する長距離レーダーをターゲットに開発している。多くは、当初ミサイル防衛・航空宇宙用途に開発された技術を応用している。

また、ベンチャー企業に限らずテキサス・インスツルメンツは昨年、人間の髪の毛の幅の物体までの距離を測定するミリ波チップをリリース。また、ボッシュのような大手サプライヤーも実験中と言われる。

出典: http://bit.ly/2KPs8lW