オンライン・バザーのベンチャーが次々と資金を獲得

thredUPの画面例

「グリーン」なビジネスといえば太陽光や電気自動車、LEDなどが思い浮かぶが、地球資源や環境に良いという意味で言えばそういった技術企業ばかりではない。

ごく最近、1,450万ドルのベンチャー資金を獲得したオンラインの中古子供服バザー・サイトであるthredUPが一例だが、この1年の間にいくつかのそういった中古品交換サイトがベンチャー資金の獲得に成功している。

個人間の中古品などの売買サイトとしては米国ではeBayやCraigslist、日本ではヤフー・オークションなどが有名だが、そういったサイトでは中古の洋服を販売するには手間がかかりすぎる。サンフランシスコに本社を置く上記thredUPでは、売り手の自宅に、不要となった子供服を入れて送るための袋を配達、ピックアップサービスも行うなど、個人の売り手が手間をかけず取引できる仕組みをそろえている。

同様の洋服売買サイトで最近ベンチャー資金を獲得したものには他に、ThreadFlip Inc ., Twice Inc., 99dresses Inc., Poshmark Inc.等がある。

グリーン技術と言っても新しいものを作り続けるだけではなく、限りある資源の再利用も有効である、というクリーンテックのいい例だと思う。