日本語でLinkedIn!

以前、ビジネス系のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)としては世界最大のLinkedInの、「お友達」を探してくる検索エンジンはすごい!というのを書いたことがあるのだけど、このLinkedIn、2003年に始めて、2007年後半にデジタルガレージと組んで日本進出、と発表してから1年半、でもまだ、日本語版が出ていない。

どうも、「職探しのネットワーク」として受け取られている模様。
http://www.ariel-networks.com/blogs/tokuriki/cat36/cat37/linkedin.html

なので、特に「実名」で登録するのが基本のこのSNSに、日本でまだ在職中の人が登録するのは、とらばーゆを計画しているのではばかられる、ということだろうか。確かに、米国でレイオフが増えると職探しにLinkedInのアクセスがこの2月、急激に増えるなど、転職・求職ツールとしての意味合いも大きいのだけどね。でも、上記の記事の時点で世界のユーザーが1400万人、日本人はたった7万人。これはやはり、日本語で使えないってのもネックではないでしょうか。

私は独立コンサルタントなので、「就職探し」の必要は通常ないのだけど、ビジネスツールとしてのLinkedInはこの頃、使い勝手が良くなってきたなあ、と感じています。特に、シリコンバレー付近でビジネス系、技術系(その他でも)の人探しをするときは、名前が分かればほとんど、LinkedIn上ですぐに見つかります。大変便利。

なので、もう日本版の出現を待たず、今のLinkedIn上で日本語で使おう!ってグループを作ってしまいました。先週作ったのだけど、今現在会員44名。


「日本版LinkedIn」の登場を待ちきれないユーザーの同士へ! 待っていないで、どんどん日本語で使ってしまおう! 英語版でも、プロフィールの中身などは日本語入力が可能です。また、メッセージのやり取りも日本語でも可能。英語・日本語のバイリンガル、または日本語オンリー、にかかわらず、今の英語バージョンLinkedIn上で、日本語でのネットワーキング・コミュニケーションもしてしまおう。このグループでは、 LinkedInを使ってのビジネス・プライベートのネットワーキングのコツを、日本語でも情報交換していければと思います。

グループのサイトはこちら。

(LinkedInに加入していないと簡単な情報しか書いてないですが・・・)

無理やり今のシステムを日本語で使ってしまおうと。(笑)

LinkedInは実は、2003年の設立まもなく、設立時のCTOをたまたま知っていた関係でためしに入ったのだけど、「ほんとに役に立つ」と感じたのは最近。これってファックスの普及時と同じで、みんなが使って(少なくとも米国のビジネス関係者では)始めて、使いでが良くなるんでしょうね。