クリーンエネルギー・トレンドのレポート
クリーンテック・コンサルタント大手のCleanEdge社から2011年のクリーンエネルギー・トレンドのレポートが発表された。そのサマリーのはじめに、2011年はソリンドラの倒産ばかりがやり玉に挙げられ、「再生可能エネルギーはやはりダメ、政府の助成金はダメ」といわれがちで終わった年だが、それへの反論がでている。
私がこの件でコメントを求められると言っていることと共通点があるのでここに引用しますね。
- The oil, gas, and coal industries still receive massive subsidies
- Venture capital is a risky, high-reward business critical to U.S. innovation
- Nuclear power projects require considerably more in loan guarantees than renewables
- 2011 marked a number of developments that point to the significant scale up of clean tech
「再生可能エネルギーは補助金なしには成り立たない」とよく言われるが、既存のエネルギー(石油・ガスなど)の方がよほど多くの助成金を受けている。
ベンチャー・キャピタルはハイリスク・ハイリターンが当然。これが米国のイノベーションを支えている。
原子力発電は再生可能エネルギーよりよほど多くのローン保証を必要とする。
2011年は再生可能エネルギーのプロジェクトのかなりの数が、スケールアップした年であった。
尚、このレポートは無料でダウンロード可能なようです。