米国太陽電池メーカー、Solyndra倒産

… の話題でここ数日は持ちきりです。クリーンテックに関わっている我々仲間内だけでなく、週末の家族バーベキューとかにまで…

さて、ここ数件太陽光関連の倒産とか、利益の圧迫(というか損失の拡大といった方がいいケースがほとんど)ニュースが続き、ほとんどは「安値の中国製品による圧迫」という解説がされていますが、Solyndraの場合はそれだけとも言えない要因がある、という話も。

これはGTMにでているWestinghouse CEOの分析だが、なんだかもっともらしい。

中国製は米国製よりワット当たり10−20%安いが、Solyndraは約100%割高なので、倒産を中国製のせいにするのは間違い。

2つの大きな戦略上の間違いがあって、

一つは原料のシリコン価格が上がり続ける前提でシリコンを使わない選択をしたが、逆にシリコン価格はまた下落し、個々での価格競争力を無くした

二つ目は、高いパネル価格を、設置の安易さ・コスト安で補おうとしたが市場はそこがアドバンテージとは見なかった

だって。

元ネタはこちら。