日経ビジネスオンライン: 代替エネルギーによる発電も“巨人の国”流 by 海部美知さん

友人でコンサルタントの海部美知さんが日経ビジネスオンラインに書くコラムに、私と相棒の阪口さんのインタビュー記事が出ました。

彼女は普段は通信・IT業界なのだが、大震災に続く福島原発の問題などで「原発に変わるエネルギーは?」と考えはじめ、今回のインタビュー記事となったというわけ。

この記事の他にも、「原発と将来のエネルギー」の議論はここ1ヵ月間、とても盛ん。今日の日経ビジネスオンラインにも、原子力発電の代替エネルギーは何かという記事があり、ここではコストから考えると太陽光発電などは「空想論」だとされているのだが、本当にそうだろうか。

シリコンバレーに住んでいるコンサルタントとしては、日本からの発信がまだ、「現在の価格とコスト」を議論して、再生可能エネルギーはまだ高い、とするものが多いのがちょっと気になる。50年後に石油が無くなる、という前提で逆算して今から、という論議がもっと増えてほしいものだと思う。

(上記「将来のエネルギー」の定義では中期的には代替エネルギーはまだまだ、ということだと思うけど、50年が「長期的」だとしても、我々の子供の代にはほとんどの人が石油原料のジェット機で旅行はできなくなる、ということだよね。それを「まだ長期的な問題」と棚に上げておいていいのだろうか…と思うのです。)