脳卒中の見分け方

今日はシリコンバレーとも投資とも関係ないんだけど、是非知っておきたいお話。フロリダに住む義父(元産婦人科医、85歳でゴルフ三昧の元気なじーちゃん)から、回ってきたメールです。

脳卒中を見分ける簡単な方法」

ちょっと深刻な題ですが、私の年代ともなると、親の代だけじゃなく同年輩でも卒中のケースは出てきます。例えばパーティーの途中で、お年寄りが突然倒れた。でも、すぐ起き上がったので「なんでもない、つまずいただけかな・・・」と、見過ごしてしまうようなケース。

もしも卒中だったら、すぐに救急室に行かなければならないのに。

というわけで、見分け方ですが英語で(脳)卒中をSTROKEといいますがその最初の3文字をとって、

S・T・R で、見分けられる。上記のように倒れたケースではすぐに・・・

Sは、倒れた本人に"Smile"、笑ってください、と。ここですぐに笑顔ができなかったら要注意。
Tは、Talk。何か簡単なことを話してもらう。まともなまとまった文がでてくればOK。
Rは、両腕をあげて(Raise)もらう。

上記STRの内、一つでもできなかったら即、救急車を呼んで事情を話すこと。

おまけにも一つ、「舌を出す」。まっすぐに普通に出ればOK、卒中の場合は横にひん曲がって右か左に偏ってしまうとのこと。

この見分け方がなぜ大事かというと、脳外科の専門家によれば脳卒中による脳へのダメージは、3時間以内に病院で手当てをすればほぼ元通りに戻せるのだと。でも気づかずにほっておくと、あとでは取り返しがつかず、命取りになったり、一命を取り留めても障害が残ったり。

・・・という、ちょっと深刻だけど大事なお話でした。

(しかし今時の85歳って、ゴルフ三昧の側ら、Eメールしたり、元気なのね!)